子供の人間分析

先日、久しぶりの再会となる友人宅にお呼ばれし、2歳ほどのお子さんと初対面して遊んできた。で、その夫婦が驚いていたのは初対面にしては顔を合わせた時点から子供が警戒無く寄りついて、懐くのがとても早かったと。

懐く早さという点においては、お相手の仕方が影響するのだろうと思う。確かに自分は今までに同じくらいのお子さんがいる家に行って、遊び相手になった経験は何度もあるから、それなりのお相手の仕方が出来ているのだろうと思う。しかし気になるのは初対面した際の警戒の差。

普段のそのお子さんの場合だと、初対面のお客さんが来た時に暫くは両親の後ろに隠れて様子を窺うのだそうだ。たぶんお客さんの話しぶりなどを暫く観察し、子供なりの基準で「こいつ恐くなさそうだぞ」と判断したら近寄っていくのだと思う。

しかし今回の場合はお邪魔しま〜すと玄関にいる時点で寄ってきて挨拶してくれて、その時点からずーっと同じような高いテンションでキャッキャッとはしゃぎながら寄ってきてくれていた。

初対面時のまだ一言二言程度しか喋っていない段階での印象というと、微々たる情報だけど、そのどの要素を見て、そこまではしゃぐ程に心を開いたのだろう。

その時点で見て取れる要素としては

  • 喋り方
  • 体系
  • 雰囲気

喋り方及び顔が一番シンプルな判断材料だと思う。声の出し方と笑顔が柔らかければ「いい人そう」と思うだろう。

もう一つに体系というのが意外とあるんじゃないかと思った。自分の場合、背が高い方なので、子供からすると「うおー、なんかでっかいの来たー!高い高いされたら凄いかもー!!」と興奮したのかもしれない。

雰囲気は上記要素諸々を含んでるけど、子供慣れしてるか否かも考えられる。子供慣れしてない人は子供に対してどう接するのが良いかわからず、腫れ物を扱う感じでそこに緊張感が走り、子供側もその緊張感を感じ取って近づかなかったり。

まさか服装などを見て、この人は高級なお菓子やおもちゃをくれそう等と高度な事を考えてる事はないだろうけど、やはり知識と経験が乏しい子供としては頭で判断しているというよりは、本能的な感覚で判断してるのだろう。そして次第に年齢が高まっていくと、徐々に頭での判断も手伝い、例えば対象の雰囲気とは別に、その人と接する両親の方が笑顔か否かで「両親と仲が良い人=悪い人ではないだろう」などという判断もし出すだろう。



子供の言動を考察するのは楽しい。動物好きとしては動物の反応も何を考えてるのか考えてみるのも面白いけど、やはり子供の方が比較的想像が着き易い。

みなさんも考察してみてはいかがでしょう。特にお子さんがいらっしゃる方々は子供の変化はイコール成長ですし、小さな変化でも見逃さずに考察する事で、より子供の成長を噛み締める事ができますのでお勧めです。