近況報告とAll You Need is Killの漫画→映画を見た話

久しぶりに更新。
昔ここを見てくれていた知り合いが、この更新に気づいてくれるのかあやしいところですが、細々と更新再開して行ければなぁと思う次第。


◆軽く近況報告◆
去年から潰瘍性大腸炎になりました。突然症状が現れ出し、検査入院の結果、そのように診断された次第。
『難病』に指定されているため、医療控除は受けられるものの、簡単には治るものではないため、末永くこの病気と付き合って行かなければなりません。
仕事などは行けてますし、スポーツなども問題無く出来る至って健康体な感じではあるのですが、厄介な要素があったりしてやや気を遣う生活になりました。


病気の事はさておき、相変わらず「ゲーム」「カメラ」人間です。
Watch Dogs」がとても気になったことと、「サイコブレイク」や「Destiny」も出る事で、ようやく買う価値を感じられたPS4も最近購入。


デスノート作者の新作マンガを薦められた話◆
当初同僚から「デスノートの作者の新作がコミックで出てて、今話題だよ。デスノート好きなんでしょ?」と教えてもらいました。
自分は知力バトルであったり、天才的な頭脳で絶体絶命を切り抜けて驚かせてくれるような、そんな作品が超々々々大好物です。
そんなわけで自分の好みの作品傾向を説明する際には「デスノートみたいなやつ」と名を挙げるほど、デスノートが好きだったりします。


同僚もその事を知ってるはずなので薦めてくれたんだと思い、早速作者の新作を検索してみることに。


・・・・(検索中)・・・・


スキップ!山田くん』というタイトルなのか。


ということで全2巻発売中と同僚が言ってた「スキップ!山田くん」を本屋で探してみるも見当たらず、同僚に「スキップ!山田くん、無かったんだけど」と言うと「全然ちがうわ!w All You Need is Killだ!w」と。


自分はデスノートの作画はトップクラスに素晴らしいと思うけれども、自分がデスノートを好きな理由は原作者の方なのです。なので原作者である大場つぐみさんの新作を探して「スキップ!山田くん」に行き着いていた次第。

というわけで正直、少しがっかりして手に取った「All You Need is Kill』でしたが、話題作であり、映画化される理由も感じられて、非常に面白かったです。


で、ここからが本題。


All You Need is Kill。漫画→映画を見た感想◆
以下、両作なるべく面白みが欠けるようなネタバレは避けて書きますが、少なくとも漫画の方は読んでないと、自分が書きたい要素はわかりづらいかもしれません。


漫画を読み終わった後に映画も見てきました。

漫画の方はキャラやシーン展開など、如何にもライトノベル的な感じなので、トム・クルーズが主演を務めるような洋画にするにはイメージが離れすぎてて、だいぶテイストはアレンジされてるだろうなとは思ってました。


【珍しいトム・クルーズ
確かに予想通りテイストはだいぶアレンジされてるのですが、主人公の「最初は頼りない感じから、悟りでも開いたかのようにたくましくなっていく」感じは削れない作品上、削れない要素ですから、序盤には主演を務めたトム・クルーズの珍しい腰抜けキャラが序盤に見られたのは、貴重に感じました。


【映画版が大事にしてるのはリアル感と緊張感】
漫画は何でも有りですから、過剰な演出も多々有りました。ループを繰り返したとしても、知識や経験が蓄積されるだけであって、それだけでは説明できない超人的強さを獲得している部分など。

そこを抑えてなのか、映画版ではそこまで「超人的」な感じは薄くなってました。漫画では「無敵」と言っても良いリタや主人公でしたが、映画では超人的と言えるほどの強さは見られず、敵の動きが把握出来ていなければ「ギタイ」と「所詮人間」の『圧倒的な力の差』は残したままの演出でした。

なので、主人公たちの超人的な戦い振りを楽しみにしている人には物足りないかもしれません。しかしながら、その『圧倒的な力の差』を大事にした映画版では、それならではの緊張感が、特に後半に強く活かされた演出になっていて、これはこれで良いと自分は感じました。


ところで、作中、印象的に登場したある言葉が、その後の展開で活かされなかった点が気になってて、観賞した人と話題にしたいですが、身の回りに観に行った人がいません。。。