雑感「曲がれ!スプーン」

暫く前に見た邦画「曲がれ!スプーン」が予想外に面白かったので簡単に紹介・感想を。

長澤まさみ主演の作品なのですが、見てみると意外にも脇役のような扱いになっていました。確かに物語の中心にいるのですが、そこまで活躍する事は無く、物語を掻き回して、大いに活躍するのはエスパー役の方々達。自分はほとんどこの方々を知りませんでしたが、この方々のドタバタ劇から魅力が溢れ出ており、一気にこの方々が好きになってしまいました。


YouTube - 映画 曲がれ!スプーン 予告


【簡単なあらすじ】
超常現象バラエティ番組のADを務める長澤まさみは、上司から日本全国を廻って超常現象やエスパーを探してこいを命ぜられ、視聴者の情報を元に探し回ることに。

インチキ情報の数々に途方に暮れながら、最後の情報を取材するべく、自称エスパーとの待ち合わせ場所の喫茶店を訪れる。

しかしその喫茶店は、毎年クリスマスイヴの日に本物のエスパー達がひっそりと集まって超能力を披露し合うクリスマスパーティーが開かれていた。本物のエスパー達は、そんな事を知らずに一足先に到着していた自称エスパー(偽物)を、本物のエスパーだと勘違いして超能力を披露してしまった所で、長澤まさみが到着。本物のエスパー達にとっては能力がバレる事は平穏を乱される事であり、マスコミには絶対に悟られてはならない。しかし自称エスパー(偽物)はいつバラすともわからず、エスパー達はハラハラドキドキしながら彼らに応対するも、畳み掛けるようにトラブルが発生し、彼らのドタバタ劇は加熱していく。


ドタバタで大笑いできる作品でありながら、最後は感動を呼ぶストーリーで非常に満足できる内容となっています。正月休みに見て見てはいかがでしょう。